「もう一度、英語を勉強してみたい」
そう思っても、最初の一歩を踏み出すのは意外と難しいですよね。
忙しい毎日。
家のこと、仕事のことや親のこと。
「どうせ続かないかも」
「やるなら完璧にやらないと」
そんな気持ちが、ブレーキをかけてしまう。
でも実は、大人の英語学び直しこそ、
“完璧じゃなくていい”んです。
なぜなら人生は長いから。
若い頃の私は「完璧主義」だった
学生のころの私は、何事にも完璧を求めていました。
でもその完璧主義は“よい意味”ではなく、自分を縛る完璧主義。
完璧にできることなんてないのに
完璧にできないとダメだと思い、途中でやめてしまう。
100%やれないなら、もう0でいい──
そんな極端な考え方をしていた気がします。
英語の勉強もそう。
1日でもサボったら、もう「ダメだ」と思ってリセットしていました。
子育てが教えてくれた「まあいいか」の大切さ
でも、大人になって子育てを経験してから、考え方が変わりました。
子どもは思い通りにならないし、計画通りにもいかない。
熱を出したり、行事があったり、気分が乗らなかったり。
そんな時に、「まあいいか」と一歩引いて考えられるようになったんです。
それは、完璧主義を手放す練習でもありました。
英語の学び直しも同じ。
「今日は疲れたから休もう」
「来週からまた再開しよう」
そう思えるようになったら、勉強が長続きするようになります。
大人の英語学習は“続けること”より“やめないこと”
大人の学び直しで大切なのは、
「毎日続けること」よりも「やめないこと」。
完璧にやらなくても、また戻ってくればいいんです。
若い頃の私なら、英検に落ちたらきっと心が折れていました。
でも今の私は「また次がんばろう」と素直に思えます。
その違いは、「完璧じゃなくてもいい」と思えるようになったこと。
それが、長く続けるコツなんですよね。
大人が学ぶ英語は「生活のスパイス」
私の英検準1級クラスには、50代・60代の生徒さんもいらっしゃいます。
皆さんに共通しているのは、無理をしない、でも諦めない姿勢。
英語は生活のスパイス。
しんどい時もあるけれど、学ぶ時間が自分を生き生きさせてくれる。
そうやって“ゆるく真剣に”学ぶ姿は、本当に素敵だと思います。
まとめ:完璧じゃなくても、再スタートできる
英語学習は、何歳からでもやり直せます。
そして、完璧主義を手放すことで、もっと自由に、もっと楽しく学べます。
大人のやり直し英語は「競争」ではなく、「成長の楽しみ」。
焦らず、比べず、自分のペースで一歩ずつ。
今日できなくても、また明日からやればいい。
それが、大人の学び方です。
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