「英検準1級に文法はいらない?」→それ、合格を遠ざけます

英検対策をしていると、よくこんな声を耳にします。

「英検は結局、単語力で勝負。文法問題は出ないから勉強しなくてもいい。」

確かに、英検2級までは「単語+リスニング+推察力」で突破できるケースがあります。

中学校の文法がしっかり定着していれば、高校文法を完璧にマスターしていなくても合格できることがあるのです。

ただし――。

準1級では「文法のあやふやさ」が命取りになる

準1級では、文法は「理解していて当然」のレベルになります。

単語帳の語いを覚えていることも前提条件。

2級を早めに突破した高校生や社会人が、しっかりした土台を持って挑んでくるので、
あやふやな文法知識のままでは太刀打ちできません。

特に作文では、

  • 自分の考えを正しく伝える

  • 構成や内容を工夫する

    この両方が求められます。

「文法ミスをしない」ことは最低ライン。

さらに「もしミスしても自分で気づいて直せる」くらいの定着度が必要です。

もちろん、短くて簡単な文法だけを使って書くこともできます。

ですが、無生物主語・関係代名詞・関係副詞・分詞構文 などを正しく使った英作文の方が、内容のレベルが高く見え、評価も上がるのは言うまでもありません。

どのくらい文法を固めればいいの?

準1級を目指す高校生なら、
「学校で習った文法を、人に説明できるくらい深く理解してアウトプットする」ことを目標にしてください。

目安は、定期テストで文法分野90点以上を安定して取れるレベル。

もう学校で文法を学び終えている方は、
1cm程度の薄い文法テキストを使って何周も繰り返すのがおすすめです。

全体像をつかみ直し、文法を「知識」ではなく「使える力」に変えていきましょう。

その力は、読解・リスニング・英作文のすべてで必ず活きてきます。