【英検準1級】2歳児ママの隙間時間勉強法!ワンオペでも「昼寝の1.5時間」で合格を引き寄せる裏ワザ

「子どもが小さくて勉強時間が作れない」

「まだ英語の学び直しは早かったか……」

そんな悩みを抱えながら英検準1級に挑戦するママへ。私自身が1歳・3歳の子育て中に実践した「1日1.5時間の隙間時間活用法」と、完璧主義を手放すマインドの保ち方をお伝えします。

ある日のオンラインコーチングの画面越し。

小さな女の子が「ママー、ママー」と抱っこをせがんでいました。

若いママ(生徒Aさん)は、レッスンに集中しようとお子さんにテレビを見せていたのですが、それが終わって甘えにきたのです。

「すみません、ちょっと待ってくださいね」

Aさんは焦りながらテレビをセットし直し、お子さんをなだめて急いで画面の前に戻ってきました。また別の日は、ぐずるお子さんを抱っこでゆらゆら揺らしながらレッスンを聞き、そのまま寝かしつけていました。

画面越しのその姿を見ながら、私の中で「既視感」と、込み上げてくる熱いものがありました。

1.【ワンオペ育児の現実】私も昔、子供の“ママ、ママ攻撃”と格闘していた

「まったく同じだったな」

私自身、子どもが1歳と3歳くらいの頃に英検準1級合格を目標に英語の学び直しを始めました。

当時の私も、ママママ攻撃をどうやって回避するか、どうやって自分時間を作り出すか、試行錯誤していました。

テレビ作戦、おもちゃ作戦、おやつ作戦……あらゆる方法を試しました。

でも、子どもを気にしながらコソコソ勉強しても全く集中できないし、「子どもを放置してまで勉強するのって、なんか違うんじゃないか……」と罪悪感に苛まれたり。

どうすれば子どもにとっても自分にとっても「Win-Win」になれるのか。考えた末に、我が家に合った解決策にたどり着きました。

それは、「子どもがしっかり寝ているお昼寝の1.5時間」を、勉強時間とすること。

その1時間半を確保するために、子どもが起きている時間内に家事を終わらせる生活リズムを作りました。

静まりかえったリビングでの、たった1時間半。 「この貴重な時間を1秒たりとも無駄にしたくない!」と思い、集中力は爆上がりでした。

子どもが「ウエーン」と泣いて起きたら、潔くテキストをパタンと閉じて勉強終了。

ほんの少しずつでしたが、学んだことが積み上げられていく感覚が、たまらなく嬉しかったのを覚えています。もしあの時、自分に無限の時間があったなら、きっと勉強は続いていなかったし、あんなに集中もできていなかったはずです。

2.【隙間時間勉強法】「昼寝の1.5時間」を勉強時間に変えるコツ

そんな昔の自分を思い出して、Aさんに「お昼寝の1時間半を、勉強タイムにしてみませんか?」とアドバイスをしました。

子育て中の勉強を続けるコツは、完璧主義を手放すことです。

  • 思い通りに進まなくても「まあいいか、また次がんばろう!」と切り替える

  • 自分のペースで動けないのが当たり前、と最初から割り切る

決めた通りに時間が確保できなくても自分を責めないこと。これが、挫折せずに長く続けるための最大のポイントです。

すると彼女は、目をキラキラさせて「そうですね!やってみます!」と答えてくれたのです。

その表情を見て、私までワクワクして、熱い思いがこみ上げてきました。

彼女も何年か後に、『あの時あきらめずに学んでよかった』『学んだことは誰にも奪われない』そう思えるはず、と。

そして、彼女の挑戦に伴走できることを、ありがたく思いました。

3. 50歳を過ぎて知った「失敗や遠回り」の本当の価値

30代40代の頃は、「もっとうまく時間を作れたらいいのに」「なんで私は上手くいかないんだろう」と落ち込むことばかりでした。

若い頃に「失敗は成功のもと」という言葉を聞いても、全くピンときていませんでした。「失敗なんて、しないほうがいいに決まっている」と強く思っていたのです。

でも、50を過ぎた今ならはっきりと言えます。

若い時の失敗や遠回りは、結構貴重なネタだと。

英語に限らず、思い通りにいかないことの方が多かった人生でした。自分を卑下したり、人を羨んだりしたことも何度もありました。けれど今となっては、「そんな経験がなければよかったのに」とは一切思いません。

むしろ、上手くいかなかったことや辛かった経験こそが、今の日常にある幸せに気づかせてくれ、誰かの痛みを理解し寄り添う力になってくれています。

近頃は、上手くいったことより失敗した経験のほうが価値があるんじゃないか、とさえ思うようになりました。

4. 子育て中に学ぶ意義:積み重ねた英語力は誰にも奪われない

たくさんの失敗を経験することと同じくらい、人生で大切なのは「学び続けること」です。

子育て中の時間は、どうしても「子どもや家族のため、周りのため」に過ぎ去っていきます。けれど、隙間時間で少しずつ積み重ねた知識や経験は、誰にも奪われることのない「財産」になります。

病気や事故のように、自分の力ではどうしようもない運命を変えることはできません。でも、学ぶことによって「その状況の中で、納得のいく人生を選択する力」は確実に身につきます。

私自身、若い頃はな〜んにも考えていない、何も知らない、何もやりたくない人間でした(笑)。

そんな私が英語を学び始めたことが、自分の人生を真剣に考える大きなきっかけになったのです。今では英語を教える仕事ができ、多くの方の成長を見届けることができています。あの日、学ばずに過ごしていた人生よりも、絶対にこちらの人生の方が100倍価値があると自信をもって言えます。

5.「もう遅い」はない!挑戦するお母さんの背中こそ最高の教材

「もう遅いんじゃないか」 「子どもが小さいから無理だ」

そんな風に諦める必要はありません。

「今日が、これからの人生で一番若い日」です。

子供にとっても、お母さんが口で「勉強しなさい」と何百回言うよりも、お母さんが泥臭く失敗しながらでも、自分の人生のために目を輝かせて勉強している姿を見ることの方が、心に響くものがあるはずです。

だからこそ私は、子育てや毎日の忙しさと戦いながら英語を学びたいと願うお母さんたちの挑戦を、これからも全力で応援し、伴走し続けたいと思っています。