英検要約のコツ【高得点をとるコツ】1級・準1級・2級

① 最初に「テーマ」をつかむ

  • まずはざっくり「テーマ」を把握します。

    テーマが把握できないと要約問題で高得点は狙えません!

    テーマの例:「環境問題について」「インターネットの影響について」など。➔ テーマが見えると、ムダな情報に振り回されない!

    注)第一段落を読んで重要なテーマに見えても、全体を通してみると重要でない部分もある

  • 1度目はざっと原文に目を通しテーマを把握、2回目で重要部分に下線を引いていく
  • 級が上がると時間が足りないので、1回目でテーマを予想しながら重要と思うところには線を引く
  • 最後まで読んでみて重要でないところは斜線で消す

② 「だれが・何をした・なぜ」だけ拾う

  • 重要なのは、「主張(メインメッセージ)」
  • 細かい例や数字、補足に惑わされない!

  • ポイントとなる1文だけではなくポイントとなる単語やかたまりにも線を引き、要約の材料とする

  • 1文だけにこだわると内容点が下がる可能性あり


③「つまり〜ってことね?」と自分の言葉で言い換える

  • 英語のまま理解しようとするととつまずきやすいので、
    日本語で簡単にまとめるクセをつけると◎

  • ドラマを見た時に「つまりこれは〇〇ね」と小学生~中学生に分かりやすく説明してあげるイメージ
    「分かりやすく」=「構成に気を付けて伝える」ので構成点が高くなる
  • ディスコースマーカーを効果的に使う*ディスコースマーカーとは、however(しかし)やalso(さらに)など、英文の「流れ」を示す「目印」のこと

④ 要約=「削る」ではなく「芯を抜き出す」

  • 単に短くするだけじゃない!

  • 葉っぱや枝は落として、「幹」だけをきれいに抜き出すイメージ🌳


🌸 まとめ

要約は、「話の中心だけを、分かりやすく伝えること」
英語が苦手でも、コツをつかめば必ずできるようになります!


◇ちょっと使えるといいフレーズ◇

  • “The author argues that〜”(著者は~と言っています)

  • “The main point is〜”(重要なポイントは~です)

  • “In brief, the main idea is~”(重要なポイントは~です)

    → これらを使うと、要約がスマートに読み手に分かりやすくなります

この記事を書いた人
aki
aki

英語学び直し・英検準1級・2級サポーター

大人になってから英語を学び直し、英検1級に合格。
自身の子どもに英語を教え始めたことがきっかけで、
口コミで子どもたちに教える輪が広がり、
2022年6月、愛媛県松山市に「ちいさな英語教室」をオープン。
少人数教室ながら、これまでに
【英検準1級】4名、【2級~5級】150名以上合格

・英語を得意に、そして自信に変えるサポートをしています。
・大人の英語学び直しもサポート

✔️ 英検1級(2回合格|2010年度・新形式2024年度)
✔️ TOEIC 950点
✔️ 英検準1級コーチ
✔️ 企業での翻訳経験あり

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