英語のレベルが上がると、長文は「難しい迷路」になります。
特に英検2級や準1級では、単語も構造も一気に難解になります。
まるで正解させないよ!と意地悪してくるようで、
「もう読みたくない」と、心が折れそうになりますよね。
でも、安心してください。
どんなに難しい文章でも、絶対に嘘をつかない単語があります。
それは「ディスコースマーカー」です。
私はこれを、「信じられる単語たち」と密かに呼んでいます。
筆者が漏らす「本音」のサイン
筆者は難しい言葉で読者を惑わせます。
しかし、論理のルールだけはごまかせません。
例えば、“However” という単語。
これが出たら、直前までの内容は「前振り」です。
「本当に言いたいのはここからだ!」という筆者の本音が漏れています。
文章がどれほど複雑でも、ディスコースマーカーは真実を語ります。
「正攻法」で苦労した私の経験
かつての私は、ディスコースマーカーをほとんど意識していませんでした。
必死に覚えた単語と文法だけで、真正面から戦っていました。
いわゆる「正攻法」です。
しかし、この方法では限界がありました。
内容が難しくなると、自分の解釈に自信が持てなくなるのです。
迷路の中で、どちらに進むべきか分からなくなりました。
そんな私を救ったのが、ディスコースマーカーという「標識」でした。
確信を持って読み進めるために
ディスコースマーカーは、自分の解釈が正しいという「基準」をくれます。
“Therefore” があれば、そのあとが結論だと確信できます。
文全体の構造が、パズルのように見えてきます。
パズルのピースがパチッとはまり、
「安心して読み進められる」
この感覚を、生徒たちにも知ってほしい。
だから私は今、2級や準1級の指導でディスコースマーカーをしっかり教えています。
信頼できる「標識」リスト
一例を上げます。
これらを知れば、視界がクリアになります。
| 標識の種類 | 代表的な単語 | 筆者の「本音」 |
| 逆転 | However / But | 「ここからが本番!」 |
| 結論 | Therefore / Thus | 「結局、こういうこと」 |
| 追加 | Moreover / Also | 「もう一つ付け加えるね」 |
| 言い換え | In other words | 「つまり、こういうこと」 |
| 例示 | For example | 「具体的にはね……」 |
ディスコースマーカー、ウソつかない!
単語の意味は文脈で変わることがあります。
でも、ディスコースマーカーが示す「論理」は絶対です。
前後の文があやふやでも、ディスコースマーカーは嘘つかない!
迷ったときこそ、この信じられる味方を探してください。
長文読解に、今よりもっと自信を持てるはずです。

