「僕、なんで偏差値が60になったんでしょう?」超マイペースだった高1生が、2年後に・・・【英検2級合格】

今日は、当教室に高校1年生の時にやってきた、ある高校3年生の男の子のお話をさせてください。

「超マイペース」からのスタート

彼が高校1年生の時に当教室に入会してきた時、目標は「英検2級に合格すること」でした。

目標は素晴らしかったのですが……

最初の1年間は、それはそれは「超」がつくほどのマイペース(笑)。

宿題や課題の進み具合もゆっくりで、正直なところ

「このペースだと、2級合格はちょっと怪しいかもしれないな…」

と心配になるほどでした。

「本当にやる気あるの?」

「このままでいいと思っている?」

時には、私が「雷」を落としたことも、実は一度や二度ではありません(笑)。

 1年前、彼の中に起きた「変化」

入会して1年が経った頃から、彼の様子が変わり始めました。

徐々に「やる気」を見せるようになってきたのです。

課題や単語テストへの取り組みも変わってきました。

そして今回英検のS-CBTの試験を自ら親御さんに申し込み依頼しました。

そして見事、高3の4月に受けた英検2級に合格しました。

結局、入会から合格まで2年という時間はかかりました。

でも、その「自分で決めて、コツコツがんばった1年間」が、とんでもないおまけを連れてきたのです。

「先生、オレ、なんで偏差値が60になったんでしょう?」

ある日、彼が教室で、いつものんびりとした口調で私に聞いてきました。

「先生、オレ、学校の模試の偏差値が51から60になったんですよ。なんでこんなに上がったんでしょうねぇ?」

本人は不思議そうに聞いてきましたが、私からすれば「上がるべくして上がった」のです。

「それはね、あなたがこの1年間、コツコツと頑張ったからよ。特に文法をしっかり固めて、単語の暗記にも本気で力を入れてきたよね?それが実力として積み重なった結果なんだよ」

高校の英語と英検の勉強は、バラバラのものではありません。

深く強くリンクしています。

英検2級を目指して、単語と文法という「英語の土台」を鍛えたことで、模試の偏差値も一緒に底上げされたのです。

一般的に、高校生の模試で「偏差値を3上げるだけでも至難の業」と言われています。

それを、一気に「10」近くも引き上げるなんて、彼の伸びは相当なものです。

ここは私は見れなくて残念なんですが、彼は土台がしっかりしているので、大学になってからチャレンジすると決めているTOEICでも伸びていくでしょう。

 講師として、これ以上ない「3つの喜び」

今回の彼の合格と成長は、教えている私にとっても、3つの意味で嬉しい事でした。

① 「英検2級合格」を心の底から喜んでくれたこと

彼は合格発表の日、すぐに「受かりました!」と短いメッセージをくれました。

合格発表の日にくれた短いメッセージで彼の喜びをしっかり受け取ることができました。

② 大学受験に向けて「最高の武器」を手に入れたこと

彼は今、大学受験を控えています。

このタイミングで「英検2級合格」という資格だけでなく、「学校の模試の偏差値が60になった」という実力とと自信を手に入れられたことは、これからの受験勉強で、大きなメリットになります。

③ 英語が「得意で好き」であること

彼はこう言います。

英語が好きで得意。

英語に関する仕事をしたい。

大学では留学しようと思ってる。

この気持ちを英検合格がさらに後押ししているようで嬉しい限りです。

成長のペースは、人それぞれでいい

「もっと早く合格させてあげたい」

と正直、何度もやきもきしました。

でも、今回彼の姿を見て、思いました。

「合格への道のりや、成長のペースは、10人いたら10通りあっていい」ということです。

最初からスイスイ進む子もいれば、彼のように、じっくり時間をかけて、ある日突然カチッとスイッチが入って大化けする子もいる。

だからこそ、教えることは面白いなと思います。