今回は、近年受験者が増えている「英検S-CBT」について、
基本情報からメリット・デメリット、よくある質問までまとめてお伝えします!
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「S-CBTって何?」
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「従来型とどう違うの?」
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「自分に合ってるのはどっち?」
そんな疑問を持つ方に、わかりやすく解説していきますね。
◆ 英検S-CBTとは?
S-CBTとはパソコンで受ける英検のことで、以下のような特徴があります。
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✅ 英検をパソコンで受験する方式
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✅ 準1級〜3級の受験が可能
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✅ 1日で4技能(読む・書く・聞く・話す)をすべて測れる
従来型の英検では、一次試験と二次試験(面接)が別日程ですが、S-CBTではすべての技能を1日で完結できるのが最大の特徴です。
◆ 英検S-CBTのメリット
① 受験チャンスが増える
S-CBTは、年間を通じて複数回実施されているため、従来型よりも試験日程が多く、自分の予定に合わせて受験しやすいのが魅力です。
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📅 学校行事や部活の合間に受験しやすい
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🧠 勉強のピークに合わせて計画できる
忙しい中高生や、再チャレンジを考えている社会人にとっても、チャンスを逃しにくいのは嬉しいポイントです。
*各検定期間(4~7月)(8~11月)(12~3月)に同じ級を2回まで受験可能
*従来型の各期間1回と合わせて、年間9回受験可能
(そんなに受ける前に受かりたいですが💦)
② 結果が早く出る
S-CBTの合否結果は、約1か月後(25〜31日後)に発表されます。
従来型と比べて、2.3週間ほど早く合否がわかるんです!
次の級に進むかどうかの判断が早くできるので、学習計画を立てやすく、モチベーションの維持にもつながります。
また〇月までに合格して大学入試の推薦入試に利用したい!という人にとって、ぎりぎりまで勉強して受験できる、というメリットもあります。
③ 面接で緊張しにくい
S-CBTのスピーキングは、面接官と対面ではなく、パソコンに向かって録音形式で話す方式です。
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👩💻 面接官の目を気にせずに話せる
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😌 緊張しやすい人には安心な形式
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⏱ 自分のペースで録音できる(時間制限内)
人前で話すのが苦手な生徒さんは「この形式がいい!」そうです。
◆ 英検S-CBTのデメリット
もちろん、S-CBTにも注意点はあります。
受験前に以下の点を確認しておきましょう。
・面接が当日にある
従来型は1次の結果が分かってから面接対策をする時間がありましたが、
S-CBTは面接対策までやってから試験に臨まなければいけません。
また面接パートが試験の最初にあるので、ここで失敗すると凹んで後のパートに影響する可能性があります。
1次に合格する力があるということは、面接で話せるインプットがされているはずなので、後はコツをつかんで話す練習をするのみです。
「練習してないけど、まあ話せるしいけるでしょ?」
と言う考えは甘いです。
特に英検2級以上は答え方にコツがあるので、必要なことを簡潔に伝えられるような練習をしましょう。
◆ よくある質問(Q&A)
Q1:パソコン操作は難しい?
A:安心してください!とても簡単です。
操作は基本的に「マウスでクリック」
「画面の指示に従ってタップ」だけ。
画面は見やすく、直感的に使えるようになっているので、パソコン初心者でもスムーズに受けられます。
Q2:タイピングが苦手でも大丈夫?
A:大丈夫です!ライティング(英作文)は手書きでもOK。
S-CBTでは、「鉛筆で紙に書く」か「タイピングする」かを選ぶことができます。
普段タイピングに慣れていない人は、手書きスタイルを選んでも問題ありません。
◆ S-CBTが向いている人はこんな人!
S-CBTは、以下のような方に特におすすめです。
✅ 部活や学校行事で忙しく、1日で試験を終えたい
✅ 受験のチャンスを増やして確実に合格を狙いたい
✅ 面接が苦手(人前で話すと緊張する)
◆ まとめ:試験形式を知って、英検合格をつかもう!
S-CBTは、時代に合わせた柔軟で便利な英検受験スタイルです。
従来型とは違った良さがあり、人によってはより力を発揮しやすい形式でもあります。
自分に合った試験形式を知り、選んで英検合格しましょう🌸