高校生のAさん。
「英語がすごく苦手で…、高校英語はさっぱりで。」
そう言って教室に来てくれたのが始まりでした。
どこから一緒に進めていくのがいいのか。
教材は何が合うのか。
しっかり考えた結果、思い切って中学校英語の基本からやり直すことを選びました。
高校生にとって、下の学年の内容をやり直すのは、勇気が必要なことかもしれません。
けれどAさんは、
最初から嫌がることなく「be動詞」「動詞」から。
本当に丁寧に、コツコツと。
わからないことがあれば、
真剣な眼差しで何度も質問してくれました。
その姿勢が、少しずつ力になっていったのだと思います。
半年ほどたち、
気づけば中学英語を2周していました。
そして、つい先日。
「だいぶ読めるようになってきた気がします」
「英語が、前より分かってきました」
その言葉を聞いた瞬間、じんわりと胸アツでした。
さらに、本人からこんな言葉が。
「長文読解が苦手だから、長文をやりたいです」
苦手だから避けるのではなく、自分から進もうとする姿勢。
Aさんは本気です。
そこで私は、本屋さんへ。
Aさんににちょうどいい一冊はどれなのか、探しました。
私は新しいテキストを選ぶとき、必ず実際に中身をしっかり見ます。
・どれくらい取り組みやすいか
・その子のレベルに合っているか
・一人でも学習を進められるか
いろんなポイントを確認して、
「これだ」と思えるものだけを選ぶようにしています。
ちなみに一番やってはいけないのは、レベルが高すぎるものを選ぶこと。
やや簡単なものの方が身になるんです。
そして今回、
・Aさんの今のレベルにあっているか
・一人でも学習を進められるか
・大学受験も視野に入れているか
この条件を満たすよいテキストに出会いました。
自分でもざっと読み、内容や構成を見て、
「これなら間違いない」と決めました。
来週から、いよいよ新しいステージに行きます。
Aさんが将来的に英語が好きになってくれたらいいな、と思っています。
テキストを読んでいると、私自身にも新しい発見がたくさんありました。
「この説明、すごく分かりやすい、いただき笑」
勉強してもしても、英語にはまだまだ新しい発見があります。
だからこそ、私は英語が好きなんだなと改めて感じました。
今回、何より嬉しかったのは、
Aさんから「英語がわかってきた」
という言葉を聞けたこと。
そして、
「次は長文に進みたい」と
自分から前に進もうとしていること。
Aさんの今後が楽しみです。

