なぜ英検なの?【高校生はいつ、何級をとればいい?】

✏️「高校生にとって英検が重要な理由」

 なぜ今、英検が高校生にとって重要なの?

最近は「〇月までに〇級を取りたい!」と目標を持って教室に通う高校生も増えてきました。

ほんの10年前は一部の進学校の生徒が受けるイメージでしたが、今では多くの高校生にとって“必要な資格”になっています。

英検の3つの大きなメリット

大学受験で有利になる

⚫︎公立・私立の約60%以上の大学が、英検などの外部試験を入試に活用
⚫︎加点、換算、出願条件などで活用される(大学によって方式は異なる)
  ・加点方式:英検級・スコアによって点数が加算される
  ・換算方式:英検級・スコアを得点に換算し、英語の試験を免除
  ・出願資格:出願できる条件に、英検〇級以上と記載されていることも
  ・優遇 参考:合否判定で優遇、または参考にされる

  1. 学校の英語力もアップする

    ⚫︎英検対策と学校英語はリンクしている
    ⚫︎英検の勉強=定期テスト対策にも直結

  2. 自信がつき、モチベーションになる

    ⚫︎「〇年〇月までに〇級を取る!」という明確な目標が立てられる
    ⚫︎成果が目に見えるから、やる気も継続しやすい
    ⚫︎受験のような一発勝負ではなく英検は何度かチャンスがある

高校生が目指すべき英検のレベル

高校生にとって主に目指すべきは準2級・2級・準1級の3つです。

レベル感 内容のイメージ 合格率(目安)
準2級 高校中級 基本的な日常会話が理解・発信できる 約35〜45%
2級 高校卒業 社会的な話題や抽象的な内容も対応可 約25〜30%
準1級 大学中級 時事問題や専門的なテーマも英語で対応 約15%

🔁 一般的な流れ:
高1〜高2 → 準2級
高2〜高3 → 2級
英語が得意なら → 準1級にチャレンジ!


📅 受験タイミングの目安

高校生におすすめの受験スケジュールは以下の通り👇

学年 目安となる級 ポイント
高1 準2級〜2級 早めに受けて、受験準備をスムーズに!
高2 2級〜準1級 推薦入試や総合型選抜を見据えて準備
高3 2級〜準1級 最終チャンス!入試に直結する可能性大

※ 大学によっては「〇月までに取得している必要がある」といった条件がある場合もあるので、早めの準備がカギ!
※ 推薦利用などで「〇月までに合格が必要」など期限が決まっているのであれば逆算して取得する必要あり
※ 逆に〇年〇月以降に取得したものでないと認められない、などという場合もあり、高1に取得した英検2級が大学受験に利用できない可能性もある。
※ 大学、年度によって条件が異なるので、事前に調べておく。


⏰ 英検合格に必要な勉強時間の目安は?

目指す級 目安となる勉強時間(0から始めた場合)
準2級 約150〜200時間
2級 約200〜300時間
準1級 約400時間〜(英語力次第)

✅ 例えば:英検準2級なら
毎日1時間勉強 → 約6ヶ月で180時間!
✅ 例えば:英検2級なら
毎日1時間勉強 → 約9ヶ月で270時間!

効率よく、正しく時間をかければ合格が近づきます

同じ1時間でも効率よく正しく学ぶことが大切
【質×時間】を増やしていこう!


📌 TOEICやTOEFLとの違いって?

試験 対象 特徴
英検 小中高生〜大人まで アカデミック英語、4技能(読む・聞く・書く・話す)
TOEIC 社会人・大学生向け ビジネス英語が中心、スピーキングなし(L&R)
TOEFL 留学向け アカデミック英語、難易度が高め

英語の資格なら高校生はまず「英検」を取っておくのが◎!
学校英語≒英検

🚀「できるだけ早く・できるだけ上の級を目指す」ことがカギ!

英検には学年ごとにおすすめの級の目安がありますが、
早めに・高めの級を目指すことが、これからの大学入試ではとても重要になってきています。


🎓 大学入試の“半分”が英語資格で有利に!

「〇月までに英検〇級がいる!それさえあれば!」
という高校生が増えてきたと感じています。
英検さえあれば!、というと語弊がありますが推薦入試に英検〇級がいる。
そして自分は学校の成績は大丈夫、推薦してもらえる、もしくは自己推薦。ということのようです。

最近の大学入試は、大きく変わってきています。
かつての「AO入試」や「推薦入試」は、
今では名前を変えて「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」として広がり、
なんと大学入試の約50%がこの方式で実施されているのです!

このタイプの入試では、
✅ 書類選考
✅ 面接やプレゼン
✅ 志望理由書
などが重視され、学力試験がない代わりに「英検などの英語資格」がとても重要な評価ポイントになります。


⏰ 高3の夏~秋が勝負!だからこそ早めの準備を

総合型選抜・学校推薦型選抜は、高3の夏〜秋には出願・面接が始まるのが一般的です。

つまり、「高3の秋に受けてみよう!」では間に合わないことも。

✅ 高1・高2のうちに準2級や2級を取得しておく
✅ できれば高2までに準1級を目指す

これが大学入試に向けた「理想の流れ」です。
ただし学校によっては〇年以内の取得が条件、という場合もあるので
できるだけ早く高い英語力を備えておく、と考える。


⚠️ ただし、基礎力なしで飛び級はキケン!

「早く2級を取らなきゃ!」と焦る気持ちはわかりますが、
基礎が固まっていないうちにいきなり準2級や2級に挑戦すると、かえって遠回りになることもあります。

たとえば、

・中学英語があやふやな状態
・英文を読むのに時間がかかる
・英単語がまったく入ってこない

こういった場合は、いったん中学英語の復習をしっかりやった方が、
結果的に英検合格までの道がスムーズになることも!

🔑 英検は「飛び級より積み上げ」が大事!

おわりに

✅〇級を取りたいけど、何から始めればいいのか分からない
✅自分の弱点が分からず、どう対策すればいいのか迷っている
✅あと少しで合格できそうなのに、なかなか突破できない

そんなふうに、英検対策で足踏みしている高校生のみなさんへ。
まずはお気軽に【無料体験レッスン】にお越しください。

今の実力をチェックし、あなたに合った学習プランを一緒に考えましょう。
一人で悩む時間を、合格に向けた一歩に変えてみませんか?

この記事を書いた人
aki
aki

英語学び直し・英検準1級・2級サポーター

大人になってから英語を学び直し、英検1級に合格。
自身の子どもに英語を教え始めたことがきっかけで、
口コミで子どもたちに教える輪が広がり、
2022年6月、愛媛県松山市に「ちいさな英語教室」をオープン。
少人数教室ながら、これまでに
【英検準1級】4名、【2級~5級】150名以上合格

・英語を得意に、そして自信に変えるサポートをしています。
・大人の英語学び直しもサポート

✔️ 英検1級(2回合格|2010年度・新形式2024年度)
✔️ TOEIC 950点
✔️ 英検準1級コーチ
✔️ 企業での翻訳経験あり

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