1. 1級ホルダーの私が「要約」で絶望した話
15年前に英検1級を取り、英語教室を運営している私。
新形式の要約、多分できる…そう思っていたのに、結果は2回連続でスコア50%以下。
『私、国語力がないのかも』
『教える資格、ないのかな』
夜も眠れないほど落ち込みました。
でも、分析して気づいたんです。
要約は文章センスではなく、『パズル』だということに。
国語力不要。
このパズルを解くための『ピース』の一つが動詞の言い換えでした。
これに気づいてから、一気にスコア90%まで跳ね上がったんです。
2. なぜ「動詞」の言い換えが最強なのか?
要約の採点基準「語い」で得点を稼ぐには、本文と同じ単語を避ける必要があります。
英検準1級要約問題の指示文に以下の文があります。
●Read the article below and summarize it in your own words as far as possible in English.
(以下の文を読み、英語で可能な限り自分の言葉で要約しなさい)
指示文にある ‘in your own words as far as possible ‘。
これ、『あなたのセンスで素敵な文章を書いてね』という意味ではありません。
採点側からの『本文の単語をそのまま使ったら減点するよ?』という警告なんです。
「〇語以上そのまま抜き出すと減点」という具体的な数字を公式(英検協会)は出していません。
それでもネット上では様々な憶測があります。
・3語以上の連続の抜き出しで減点
・5語以上の連続の抜き出しで減点
・全体で20%以上(割合)同じなら減点
ですがはっきりとした答えはありません。
英検協会が公式に発表してない以上、評価を上げるためにできるだけ言い換えよう、と思っておいた方がいいですよね。
名詞の言い換えは専門用語が多くて難しいですし、言い換えない方がいいものも多数あります。
ですが、動詞は「入れ替えるだけ」でレベルアップするものも多い。
「またこのパターンか」
と自動的にペンが動くようになる、魔法のリストを作りました。
3. 【保存版】英検準1級要約で使える動詞の言い換え15パターン
過去問(環境、社会、テクノロジー等)で頻出する「簡単な動詞」を、英検準1級にふさわしい「評価される動詞」へ変換する表です。
| 番号 | 本文の「簡単な動詞」 | 要約で使える「評価される動詞」 | ニュアンス・使いどころ |
| 1 | help | assist / facilitate | 「〜を促進する」「助長する」 |
| 2 | give / provide | offer / supply | サービスや機会を「提供する」 |
| 3 | use | utilize / employ | 資源や技術を「活用する」 |
| 4 | improve | enhance / better | 質や能力を「向上させる」 |
| 5 | show | indicate / demonstrate | データや事実を「示す」 |
| 6 | lead to / cause | result in / bring about | 「〜という結果を招く」 |
| 7 | reduce | decrease / diminish | コストやリスクを「減らす」 |
| 8 | change | modify / alter | 計画やシステムを「修正・変更する」 |
| 9 | do / carry out | execute / conduct | 調査や計画を「遂行する」 |
| 10 | encourage | promote / foster | 文化や成長を「育む・促進する」 |
| 11 | deal with | address / tackle | 深刻な問題に「取り組む」 |
| 12 | think / believe | claim / argue / assert | 筆者や人々の「主張」を述べる |
| 13 | get / obtain | acquire / gain | スキルや知識を「習得・獲得する」 |
| 14 | stop / prevent | hinder / inhibit | 進行を「妨げる・抑制する」 |
| 15 | understand | recognize / comprehend | 重要性を「認識する・理解する」 |
4. 「パズル式」攻略アドバイス
本文で ‘help’ と見えたら、パズルのピースをはめるように ‘facilitate’ に置き換える。
ただそれだけで、採点AIや試験官に『お、この受験者は語い力があるな』と思わせることができるんです。
国語力がないと悩む前に、この『動詞言い換え表』を手元に置いておいてくださいね。

