⑬準1級なのに知らない名詞が多すぎる~大人のやり直し英語~

英検準1級合格後、割と早い段階で英検1級にトライしようと決めましたが、すぐに合格できるとは思っていませんでした。

「1年とか2年ではないな・・・」

と開き直っていました。

だからこそ、

「自分が気になっているところを一つずつ解消しながら英語力をつけて、自分の好きなペースで学びたい」

そう思っていました。

準1級まではど真ん中を最短で!無駄なく!と思っていたので、試験に出ないことは学んできませんでした。

でもここからはシフトチェンジして、

テキストだけの知識ではなく、ニュースや新聞など、実際の英語に触れながら、「気がついたら合格している」そんなレベルになれたらいいな、と。

実際、最短でテキストを覚えただけで合格できる内容だとは思えなかったので、幅広く知識を得たいと思ったのです。


準1級の単語を覚えても、生活が語れない

そんな中で、まず最初に感じていた違和感をとりはらおうとしました。

その違和感とは、

「準1級の単語は単語帳でたくさん覚えたのに、自分の身の回りのことが説明できない」

当時の私の生活は、育児と家事がほとんど。

ところが、それを英語で言おうとすると、準1級の英語ではまったく説明できないのです。

・exacerbate:悪化させる
・alleviate:和らげる
・pervasive:広く行きわたった

こんな単語は日常生活で使うことはありませんでした。

私が話すときに使いたい単語、例えば、台所で毎日使っている「お玉」。

私は、その英語を知りませんでした。

そして家の中で周りを見回したとき、英語で表現できないものが結構あり、このもどかしさを解消したいと思いました。

ニュースや新聞、海外ドラマで幅広く英語を学ぼうと思っていましたが、「お玉」の英単語にいつ出会える?

何かいいアプローチはないかしら?と考えていたところ

ちょうどいいものがありました。

そこで出会ったピクチャーディクショナリー

そこで私が手に入れたのがピクチャーディクショナリーでした。

ピクチャーディクショナリーには、身の回りの名詞が、これでもかというほど並んでいます。

  • 台所用品

  • 家の中の物

  • 日常で目にするもの

「こんなに英語を学んできたのに、知らない単語がまだこんなにあるんだ」

そう思うと同時に、とても面白く感じました。

大人なので絵なんかいらないわ、と思っていましたが、絵があることでスッと入ってきますし、広げてあっても、英語を勉強している感がありませんでした。

育児と英語の勉強は分けよう、と思っていましたが、放置して開けたまま置いておいてもOKなテキストでした。

子供に説明するふりをして自分が学んで「へ~」と感心していました。


これは子ども向けではなく、大人向けの一冊

正直に言うと、これは小学生や中学生には向かないと思います。

情報量が多すぎて、英語を学習するにはかなりの遠回りになってしまいます。

参) 【小学生にはこれがオススメ⇓⇓】

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でも、大人は違います。

  • 自分の生活と結びつく

  • 「これ、使うな」と判断できる

  • 雑学的に眺めても楽しい

まさに、大人の学び直し英語にぴったりの一冊でした⇓⇓

 


試験には出ない。でも英語が広がった

このピクチャーディクショナリーで学んだ単語は、英検にはほとんど出ません。

それでも、

  • 英語の世界が広がった

  • 自分の生活を英語で考えるようになった

  • 英語が「現実のもの」になった

  • 英語でなんでも言える

そんな感覚を持てるようになりました。


大人の学び直し英語を考えている人へ

もし、

  • 単語帳の単語は覚えたのに話せない

  • 学んでいる英語が生活と結びつかない

  • 英検学習ばかりで疲れてきた

そんなふうに感じているなら、ピクチャーディクショナリーは本当におすすめです。

これは

合格のための勉強というより、英語を自分のものにするための準備段階

私の大人の学び直し英語は、試行錯誤して進み始めました。

改めて記憶をたどると、忘れていたことがよみがえってきて、面白いですね。

これからも少しずつ何で勉強したのか、どんな心持で学んだのか、ニーズがあるか分かりませんが書いていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

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