英検面接前に知ってほしいこと:発音より大切なのは「伝えること」

英検の面接が近づくと、

「発音が悪いからダメかも…」

「ネイティブみたいに話せないし…」

不安になる方も多いのではないでしょうか。

かつての私もそうでした。

大人になって英語を学び直すまで、

“ネイティブのように発音できなければ英語は下手,ダメ”

と思い込んでいたんです。

だから、どれだけ単語を覚えても、

「自分の英語はダメだ」と思っていました。

世界の英語スピーカーの75%は非ネイティブ

でもある時、知りました。

英語を話す人のうち、ネイティブスピーカーはわずか25%前後

残りの 約75%は非ネイティブ なんです。

つまり、英語を使っている人のほとんどは

私たちと同じ「英語を学んだ人」たち。

たとえばシンガポール英語、インド英語、南部英語など、

発音やイントネーションは地域ごとに違っても、

彼らは立派に英語でコミュニケーションを取っています。

その事実を知ったとき、

「ネイティブのように話す必要なんてないんだ」と

心が軽くなりました。

 面接で大事なのは「発音」よりも「内容」と「姿勢」

英検の面接は、短い時間で英語力を測る試験です。

その中で評価されるのは「発音のきれいさ」だけではありません。

それよりも大切なのは、

  • 自分の考えをしっかり伝えようとする姿勢

  • 筋の通った答え方

  • 聞き取りやすい話し方

実際、私自身は「純ジャパ」(日本育ち・留学経験なし)ですが、

英検1級の面接で高評価をいただきました。

発音が完璧でなくても、

内容、と伝え方、がよければ評価されるのです。

面接直前に意識したい3つのポイント

1️⃣ ゆっくり、はっきり話す

 早く話そうとしてかえって伝わらないよりも、

 ゆっくりはっきりの方がずっと印象が良いです。

2️⃣ 音読は「区切り」を意識する

 英検の音読問題では、

 文のまとまりごとに少し間をあけて読むと聞きやすくなります。

3️⃣ 内容の精度を上げる

 英検面接は、ある程度質問のパターンが決まっているので、

答え方の練習をしておきます。

「一次に合格した時点で実力はある」

英検の一次試験(筆記)に合格している時点で、

すでに英語力の基礎は十分にあります。

また、リスニングを聞けた、ということは

その級の面接で、面接官の質問も聞けるはずなんです。

つまり、

面接で落ちる人は英語力よりも自信不足、練習不足が原因

というケースが多いのです。

自分の力を信じて、

「ゆっくり・はっきり・自信を持って」

これを合言葉に挑みましょう。

 最後に

英語は「完璧な発音を目指すもの」ではなく、

「思いを伝えるための道具」です。

ネイティブのように話せなくても大丈夫。

あなたの英語は、あなたの人生を支える大切なスキルです。

面接官に「伝わった」と感じてもらえるように、

今日から少しずつ“伝える練習”をしていきましょう。

この記事を書いた人
aki
aki

英語学び直し・英検準1級・2級サポーター

大人になってから英語を学び直し、英検1級に合格。
自身の子どもに英語を教え始めたことがきっかけで、
口コミで子どもたちに教える輪が広がり、
2022年6月、愛媛県松山市に「ちいさな英語教室」をオープン。
少人数教室ながら、これまでに
【英検準1級】4名、【2級~5級】150名以上合格

・英語を得意に、そして自信に変えるサポートをしています。
・大人の英語学び直しもサポート

✔️ 英検1級(2回合格|2010年度・新形式2024年度)
✔️ TOEIC 950点
✔️ 英検準1級コーチ
✔️ 企業での翻訳経験あり

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