英検準1級、そして1級の英作文では、
「企業や政府は社会的にどう行動すべきか」を問われる問題が増えています。
例えばこんな問いです:
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Should companies be responsible for reducing environmental pollution?
(企業は環境汚染の削減に責任を持つべきか?) -
Is it the government’s responsibility to reduce unemployment?
(失業率を減らすのは政府の責任か?)また、企業と政府両方が絡むトピックも出てきます。
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Should the government force companies to pay higher taxes to support public services?
(政府は公共サービスのサポートのため、より高い税金を企業に払わせるべきか) -
Should companies and the government work together to tackle climate change?
(会社と政府は気候変動に立ち向かうため一緒に働くべきですか)
社会的責任、労働、環境、経済政策などがテーマになることが多いので、そこで使える表現をストックしておくことが合格への近道です。
意味が分かるだけではなく、書けるレベルにしておきましょう。
準1級で覚えておきたい“超便利単語3選”
ここで、簡単だけど使い回しが効く私のお気に入りの3つの単語を紹介します。
① take measures(対策を講じる)
英作文で「企業(政府でもOK)は環境問題解決のためにいろいろやっている」と言いたいとき、
単に do something と書くよりも、take measures を使うと一気に表現力アップです。
例:
Companies take measures to reduce environmental pollution.
(企業は環境汚染を減らすために対策を講じている)
準1級で持っておいて損なしの表現です。
② benefit(恩恵を与える、利益になる)
社会的な補助や政策が誰かを助けるとき、help だけで済ませるのはもったいないです。
benefit を使えば、少しレベルの高い表現に変えられます。
例:
Those financial supports benefit poor people.
(それらの経済的サポートが貧しい人々を助ける)
③ enjoy(享受する、~を受ける)
「enjoy」と聞くと、5級レベルの「楽しむ」という意味を思い浮かべるかもしれません。
でも準1級の英作文でも、レベルの高い社会的な文脈で使われることがあります。
例:
People enjoy access to clean drinking water.
(人々はきれいな水を飲める環境を享受している)
このように、大きな意味で「享受する」として使えるので、とても便利です。
まとめ
準1級の英作文では、簡単だけど使い回しが効く表現を知っているだけで、文章の説得力がぐっと上がります。
今回紹介した3単語:
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take measures(対策を講じる)
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benefit(恩恵を与える、利益になる)
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enjoy(享受する)
は、個人だけでなく企業や政府の責任や行動を書くときに大活躍します。
結構な頻度で使えるのでぜひ使ってみてください。

