先日、小学6年生の生徒さんからこんな相談がありました。
「小学生のうちに英検3級をとりたい!」
これまではのんびりペースで学習を進めていて、このままなら中学1年生の間に3級に合格できるかな、という感じでした。
でも「小学生のうちに!」
と本人が決め「がんばる!」と言うので
私はその気持ちを受け止めて、いつまでに何をすればいいのか、逆算して具体的なステップを本人に伝えました。
「やりたい!」が出てくるタイミング
長く通ってくれている生徒さんには、よくあることなんです。
最初はのんびり、ときにはイヤイヤやっていた子が、
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英検に合格した経験
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授業で「わかる!」と感じた嬉しさ
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友達との会話
こうした小さなきっかけから「次も早く合格したい!」と自分から言い出す時期がやってきます。
その瞬間の「やりたい!」という気持ちは、とても大きな力になります。
だから私は、そういうときはできるだけ後押しして、どんどん前進してもらうようにしています。
多少失敗しても、長い目で見てプラスになりこそすれマイナスになることはないです。
一人ひとりに合わせた進め方
私の教室では「全員同じペース」で進めることはしていません。
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早く進める子は、早く進める。
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ゆっくりの子は、その子のペースに合わせる。
英語学習は「1年やったら終わり」でも、「〇級を取ったらゴール」でもなく、長い長い旅です。
だからこそ、余裕があったりやる気が出ているときは、少し負荷をかけてでも前に進む。
そうすることで効率よく英語力を伸ばすことができると感じています。
データにまとめたものではなく、私自身の肌感覚ではありますが、
「本人がやりたいと思ったときが、一番の伸びどき」だと思います。
だからこそ、その瞬間を逃さずにサポートできる教室でありたい。
と、そんな思いでいます。