英検対策をしていると、よく出てくる疑問のひとつが
「単語って、書いて覚えたほうがいい?それとも見たり聞いたりするほうが効率的?」
というものです。
この記事では、「書く」「見る」「聞く」それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、効果的な単語学習の方法について解説していきます。
書いて覚える ✍️
メリット
- 手を動かすことで記憶に残りやすい
- 英作文で必要なスペル力がつく
- 漢字と同じく、書くことで「身体で覚える」感覚が得られる
デメリット
- 時間がかかる
- ただ「写すだけ」になってしまうことがある
こんな人におすすめ
- スペルミスが多い人
- コツコツ手を動かすのが好きな人
- 昭和の人=見るだけではやった気がしない人
見て覚える 👀
メリット
- スマホや単語帳でスキマ時間にパッと確認できる
- 単語の一覧性が高く、たくさんの語彙を一気にチェックできる
デメリット
- ぼーっと眺めているだけでは定着しにくい
- 「なんとなく分かる」で終わってしまうことも
こんな人におすすめ
- 視覚的な記憶が得意な人
- すきま時間で効率的に学びたい人
聞いて覚える 👂
メリット
- リスニング対策にもなる(発音・意味が同時に学べる)
- 通勤・家事中など「ながら学習」にピッタリ
デメリット
- スペルがあいまいになる
- 書けるようになるには、別途アウトプットの練習が必要
こんな人におすすめ
- リスニングに力を入れたい人
- 耳から覚えるのが得意な人
結論:「見る+聞く+書く」のトリプルコンボが最強!
どれか一つだけに偏るよりも、複数の感覚を使うほうが記憶の定着率が格段にアップします。
例えば、次のようなステップで学習してみてください:
- 単語を見て、意味を確認する(見る)
- 音声を聞いて、正しい発音をインプット(聞く)
- 書いてみて、スペルをアウトプット(書く)
- 翌日・数日後にテスト形式で復習(記憶定着)
これを何度も繰り返すことで、英語力全体が底上げされていきます。
脳みそを使うことが大事
単語学習は、同じ時間学習しても人によって習得に差が出ます。
もちろん、覚えるスピードには個人差がありますが、意識しておきたいのは
「ぼんやりと見たり、書いたり、聞いたりしない」
ことです。
ある程度インプットができたら、英語→日本語、日本語→英語に訳す練習を通して脳に負荷をかけ、できるものとできないものをはっきり選別することが重要です。
そのうえで、「できない単語」に集中して覚える。
この作業の繰り返しが、本当に力になります。
また、30分だけ×5セットなど短時間で区切ることで、同じ時間でも効率を上げることができます。
まとめ:単語学習は「やり方」より「継続と工夫」
単語学習に魔法の方法はありません。
大切なのは、自分の得意なスタイルを活かしながら、
- 覚え方に「バリエーション」を持たせること
- 「忘れる前に復習」すること
- 「聞く・話す・読む・書く」の4技能につなげること
英検はもちろん、実践的な英語力をつけるためにも、地道な単語学習を続けていきましょう!
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