✅ 1. 要約問題の採点基準を知ろう
- 英検準1級の採点は4つの観点
- 内容・構成・語い・文法、それぞれの役割とは?
✅ 2. 「内容」で加点される書き方・落とされる書き方
- 評価される内容:主旨を的確に含んでいるか
→原文の各段落で重要な1文だけではなく、重要ポイントをいくつかピックアップする!
そして必要な情報を含んで要約する
- 減点される例:重要ポイントの抜け・ズレた要約・主観の追加
そもそも重要ポイントを拾えていない
各段落1文だけだと、それ以外がばっさり切り落とされるので内容が不十分になる
自分の考えを入れ込んでしまう
✅ 3. 「構成」で見られているのはここ!
- 評価される構成:順序・接続のスムーズさ
論理的に、分かりやすく
- 減点される構成:文の羅列・飛びすぎた話題展開・不自然なつなぎ
原文の構成、流れを理解できていないとこうなる
✅ 4. 「語い」の評価基準とよくあるミス
- 高評価される語い:適切な言い換え、正確な表現
固有名詞の言い換えは必要なし
具体→抽象(例:Singapore,China and Japan→Asian countries) - 減点されやすい語い:原文そのまま、語いの繰り返し、レベルに合わない表現
語いの繰り返しは動詞でも名詞でもできるだけ避けたい
級が上がるほど語いのレベル&バリエーションを上げる
(例:2級 say →準1級 claim , point out)
✅ 5. 「文法」の注意ポイント
- 加点対象:基本的な構文が正確に使われている
級に応じてレベルの高い表現力を示す
→無生物主語・分詞構文・関係代名詞など的確に使い、表現力を高める
- 減点例:主語・動詞の一致ミス、時制ミス、冠詞の抜けなど初歩的な文法エラー
上級になると単調なレベルの低い表現ばかりだと低評価になりがち
✅ 6. 採点者に「伝わる」要約のためにできること
- 書く前に構成をイメージ
- 文法の型をいくつかストック
- 日常的に語いのバリエーションを増やす
- 長文を読むときにも文章の流れやポイントを意識する
しっかりと対策していきましょう!