今日は、英検(3級以上)の一次試験を受けるみなさんへ、“解く順番”のおすすめとその理由をお伝えします!
「最後まで解く時間が足りなかった…」
「英作文書けたのに見直せなくて自信がない…」
そんな“もったいない”を防ぐために、正しい順番で問題を解いていくことがとても大切です。
英検の1次試験ってどんな流れ?
一次試験は、基本的にこの順番で構成されています:
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📝 リーディング(読解)
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✍️ ライティング(英作文)
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🎧 リスニング(聞き取り)
この中で、リスニングは放送時間に従うので、自分のペースでは動かせません。
そこで今回は、リーディングとライティングをどう進めると効率的か?
について詳しく紹介していきます。
【リーディング】3つのパートに分かれている!
まず、リーディングの中にも種類があります。
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🔤 語い問題(単語・熟語の力を試す)
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🧩 空所補充問題(文章の中の空欄を埋める)
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📖 内容選択問題(長文を読んで質問に答える)
【ライティング】出題は級によって少し違う!
ライティングには2つのタスクがあります。
・✍️ 全級に共通:意見を書く英作文問題
・📨 3級・準2級:Eメール文のやりとりを書く問題
・🧾 2級以上:英文の要約問題
じゃあ、どの順番で解くのがいいの?
私がこれまで多くの受験生を見てきて、そして実際に解いてきた中でおすすめしているのは、以下の順番です!
✅ 【おすすめの解答順】
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🔤 リーディング大問①:語い問題
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📨 ライティング①:Eメール(3級・準2級)/要約(2級以上)
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✍️ ライティング②:英作文
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📖 リーディングの残り:空所補充&内容選択の長文問題
【理由1.】まず語い問題からスタート!
語い問題は、単語を勉強しておけば、英検の中でも一番点が取りやすくて、短時間で終わるパートです。
時間があるうちにサクッと終わらせて、気持ちを落ち着けましょう。
「よし、まずは取れるところは取れた!」という安心感が大切。
【理由2.3.】次にライティングを片付けよう!
英検では、ライティングの配点がかなり大きいです。
後回しにして、時間切れで書き終わらなかった…なんてことになると大損!
だから、早めにこのパートを終わらせておきましょう。
文章を考えるのに頭を使うので、集中力が高いうちにやるのがベストです。
【理由4.】長文問題は一番最後でOK!
長文問題は、語い問題やライティングと違って、どうしても時間がかかるパートです。
最悪、時間が足りなくなったら(泣)、適当にマークを塗っておくという手もあります。
でもそれができるのも、このパートを最後にやるからこそ!
ただ、適当マークは25%の正答確率なので、全部はずす、と思っておいた方がいいです。
✅ マークシートの塗り方も戦略的に!
マークシートは、1問ごとに塗るのではなく、パートごとにまとめて塗るのがオススメ!
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時間切れで塗り忘れるリスクが減る
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問題に集中できる
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「段ズレ(1問飛ばして全部ズレてた…)」を防げる
たとえば、リーディング①語い問題が終わったら、そこで一気に塗る!
リーディングの残りが終わったらそこで一気に塗る!というように
**注意**
リスニングは必ず1問ずつ塗りましょう
後で塗る時間はありません
✏️ おまけ:鉛筆?シャーペン?どっちがいい?
私自身は、試験当日こんな風に挑みました:
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マークシートには、先が丸めの鉛筆(すばやく塗れる!)
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ライティングには、書きやすい0.5ミリのシャーペン(文字が整う!)
…と、持ち替えて使っていたのですが。
名案だと思っていましたが、先ほど時間を測ってみた結果👇
▶︎ 鉛筆でマーク20個 → 約30秒
▶︎ シャーペンでマーク20個 → 約45秒
思ったより大差なしだったので、「シャーペン1本でOK」ですね(笑)
特に0.5ミリなら字もくっきり書けて、マークも意外と問題なし◎
✨ まとめ:戦略的に解こう!
英検は、「どう解くか」でも点数が変わります。
配点が高さによって、自身の得意不得意によって、解く順番を決めておきましょう。
しっかり準備していても、時間配分や順番を間違えると、本当にもったいない。
当日はぜひ【解く順番】も意識して臨んでくださいね!