「英語が得意な子って、何か特別な才能があるの?」
と思う方も多いかもしれません。
これまで教室でたくさんの子を見てきて、急速に英語力を伸ばす子には3つの共通点があると思っています。
彼らがやっているのは、意識すれば誰でも取り入れられるシンプルな習慣です。
この記事では、英語力が高い子どもたちがやっている
「3つのこと」
についてご紹介します。
1. 目標を持つ
なぜ目標が重要なのか?
英語力を伸ばしている子どもたちは、だいたい、常に目標を持っています。
うちは英検専門の教室なので
「〇級合格」や「〇級のテキストに早く行きたい」など、
具体的な目標を立てやすく
そのような目標がある子はモチベーションが高いです。
具体的な目標があると
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学習スピードがアップする:
明確な目標があると、何に集中すべきかが分かり、よく考えるようになるので、結果として学習効率が上がります。 -
やる気が持続する:
日々の努力が「いつかはこうなる」という具体的な未来につながるため、挑戦し続ける力になります。
実際に取り入れる方法
まずは、自分の英語のレベルを把握します。
レベルが下すぎたり、高すぎるとやる気を失ったり、力がつかない可能性があります。
自分のレベルより少し上!がいつもベストです。
そして、その目標に向けて逆算した学習計画を立てることがポイントです。
小さな目標をクリアするたびに、自信が積み重なっていくのを実感できるはずです。
もちろん英検チャレンジは一番のオススメです。
2. 期限を決める
期限があるとどう変わる?
英語学習において、何となく続けるのではなく
「いついつまでにどのレベルに到達するか」
という期限設定が非常に大切です。
期限を決めることで、以下のような効果があります。
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行動計画が明確になる:
期限を設定することで、日々のスケジュールがより具体的になり、計画的に学習を進められます。 -
達成感が得られる:
「〇月〇日までにこの単語をマスターする」といった短期目標を達成することで、自然と達成感が生まれ、モチベーションが維持されます。
どうやって期限を決める?
自分の生活スタイルや学習ペースに合わせた現実的な期限を設定しましょう。
例えば、
「英検4級には1年で合格したから英検3級には1年半以内に合格する!」
など、過去の経験や自分の能力を考え少し厳しい期限を設定します。
厳しすぎるのも甘すぎるのも逆効果です。
3. 復習している
なぜ復習が不可欠なのか?
どんなに理解できたと思っても、人は時間が経つと忘れてしまうものです。
英語力が高い子どもたちは、この「忘れる」という事実を受け入れ、復習を行っています。
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記憶の定着:
一度覚えても、繰り返し復習することで記憶が強固になります。 -
理解の深まり:
復習を通じて、最初は見逃していた細かい部分や、新たな気づきが得られることもあります。
復習の具体的な方法
レッスンや授業でやったことを忘れてしまう前に思い出す。
毎日でなくても週1回でも復習する。
こうした日々の小さな努力が、やがて大きな成果に繋がります。
まとめ―3つのシンプルな習慣が英語力を変える
英語力が高い子どもたちが実践している
「目標設定」
「期限の設定」
「復習」
の3つの習慣は、
大人になって何かを始めたいときにも役に立つと思います。
教室でも
この3つを生徒が意識できるような
「声がけ」と「スケジュール」を心がけています。